学会誌投稿規定
2022年2月改訂
投稿規定
- 本学会誌の目的
本誌は文化看護学の研究と実践に関するコミュニケーションの場を提供することを目的とする。 - 本学会誌の趣旨
本誌は、「文化的感受性」の高い看護実践・研究の発展を目指しており、これに寄与する内容の論文を歓迎する。(例えば、異文化看護や国際看護に関するもの、地域文化を反映した看護に関するもの、異文化看護研究・実践のメソドロジーに関するもの、文化の視点から看護を考察したものなど) - 本学会誌の投稿者の資格
本誌の記事等は、編集委員会の依頼及び会員からの自主的な投稿による。また、未公刊のものに限る。筆頭執筆者および共同執筆者は本学会会員とする。ただし、非会員が原稿を編集委員会から依頼された場合などはこの限りではない。各執筆者の役割分担を記述する。 - 投稿論文の種類
1)査読を要する論文
論文種類 | 内容 |
---|---|
原著 | オリジナルなデータもしくは分析に基づき文化看護学の知識の発展や活動、実践の推進に貢献する新たな知見もしくは創造的な見解が論理的に述べられているもの。 | 総説 | 文化看護学に関わる特定のテーマについて多面的に内外の知見や実践・活動を集め、また文献等をレビューするなどして、当該テーマについて総合的に状況を概説したもの。 |
報告 | 文化看護に関する実践や活動の報告あるいは紹介、小規模な調査報告など、臨床や教育現場に何らかの示唆をもたらすもの。 |
2)査読不要の論文
(1)編集委員会からの投稿依頼によるもの
論文種類 | 内容 |
---|---|
特別寄稿 | 編集委員会が本学会誌に掲載することを有用と判断した文化看護学に関わる貴重な話題や知見について、会員・非会員に対し投稿を依頼するもの。学術集会の講演者への講演内容の投稿依頼も含める。 |
(2)広く投稿を募集するもの
論文種類 | 内容 |
---|---|
コラム | 文化看護学に関わる新たな話題を提供あるいは論議が交されつつある問題や話題について今後の方向性を指し示すような著述や提言。※査読はしないが、採用の可否は編集委員会で決定する。 |
- 発行について
本学会誌は、原則として年1回(5月末日)の発行とする。投稿は、原則として前年の9月末日締め切りとする。 - 著作権について
著作権は本学会に帰属するものとする。論文が採択された場合は、著作権譲渡同意書に著者全員が自筆署名し、指定の期日までに原稿とともに送付する。
本誌に掲載した内容を他誌に掲載する場合、本学会の承諾を得ることとする。転載許諾基準は別途定める。 - 倫理的配慮について
1) オーサーシップ
著者は、全て投稿論文の研究課程および論文作成過程に十分な貢献をしていることが求められる。ギフト・オーサーシップやゴースト・オーサーシップを禁じる。
2) 利益相反
利益相反については、その有無を謝辞の項に明示すること。利益相反状態がある場合は、COI自己申告書に記載の上、投稿時に編集委員会に提出すること。
3) 研究助成等の明示
研究助成を受けた場合には、謝辞の項に明示すること。
4) 研究対象者等への倫理的配慮
人を対象とする研究においては、個人情報保護、研究参加への任意性の担保等の倫理的配慮について明示するとともに、組織内倫理審査委員会等で倫理審査を受け承認を得たことを明示すること。
5) 重複投稿の禁止
本誌に投稿または掲載された論⽂を他の学術雑誌に投稿すること、他の学術雑誌に投稿または掲載された論⽂を本誌に投稿することを禁じる。
- 投稿について
1) 投稿方法
原稿は、電子データ(pdfファイル)で提出する。 投稿チェックリストを添えて編集委員会のメールアドレスに添付で送付する。執筆要領については、下記に記載している。
2) 原稿の受付
投稿原稿の受付日は、メールで投稿した日時とする。投稿された原稿については編集委員会で原稿の不備の有無・論文種類の適否について簡易的なチェックをし、不備がある場合は返却修正を求め、再投稿された日をもって受付日とする。
3) 原稿の採否
投稿を受け付けた論文は、原則として2名の査読者の査読を受ける。論文の採否は、査読意見を基に編集委員会で決定する。
- 掲載について
1) 掲載料
掲載料は無料とする。別刷りは執筆者の負担とし、指定の期日までに支払手続きを済ませる。また、図表等、印刷上特別な費用を要した場合は著者負担とする。
2) 掲載順
掲載順は、編集委員会にて決定する。
3) 校正
校正は初校のみ執筆者が行なう。校正時に新たな加筆は認めない。
4) 電子化
掲載された論文は、原則として学会誌発行1年後にJ-Stageにて全文公開する。電子化の対象となる論文は、原著・総説・報告・特別寄稿である。
5) 掲載証明書等
採用された原稿については、投稿者の申し出に基づき、掲載予定証明書を発行する。
執筆要領
論文体裁に不備がある場合、原稿を受理しないことがある。
- 原稿の分量
投稿論文の長さは、いずれの論文種類も、図表・引用文献・資料などを含めて、16,000字以内(10頁以内)とする。英語論文の場合は5,000語以内とする。
図表は、A4 1枚相当を1,600字、A4 半分相当を800字、A4 1/3相当を500字、A4 1/4相当を400字と換算する。 - 原稿の体裁
1) 原稿は以下のようにレイアウトする。
A4、横書き、1頁40字×40行、MS明朝10.5ポイント、上下左右余白30mm、フッター15mm
2) 正原稿の表紙(1枚目)には、論文投稿日、論文の種類、論文題名、著者名と会員番号(共著者を含む)、所属機関名(共著者を含む)、連絡窓口となる代表者の連絡先(所属機関の住所、Tel、E-mail)、別刷必要部数を記す。論文題名、著者名、所属機関名、所属機関の住所については、英文表記も付ける。
3) 副原稿の表紙には、論文の種類、論文題名のみを記す。
4) 原稿の2枚目に英文の要旨(250語程度)とキーワーズ(5語以内)を付け、原稿の3枚目に和文の要旨(600字程度)とキーワーズ(5語以内)を付ける。本文は4枚目から始める。本文には頁番号を付ける。
5) 副原稿については、英文・和文要旨および、本文中の著者名(共著者を含む)と所属機関(共著者を含む)を削除する。
- 原稿の表記上の留意点
1) 句読点は「,」「。」を用いる。
2) 数字、欧文の大文字・小文字は半角入力とする。
3) 単位は、半角でm、cm、ml、kg 等と表示する。一般的でない略語は、論文の初出のところで正式用語とともに提示してから用いる。
4) 引用文献の引用の仕方・書き方は、APA (American Psychological Association) のPublication Manual 最新版に準拠する。
5) 図表には通し番号と表題をつけ、一つずつ別の用紙に記載または貼付し、本文とは別に一括する。本文中に、それぞれ挿入希望位置を朱書する。なお、図表は鮮明でなければならず、その大きさはA4縦の規程のレイアウト幅内におさめなければならない。印刷・製版に不適当な図表は、書換え・割愛を求める。
6) 他の著作物から、図表、写真、あるいは文章を転載する場合、必ず著者及び発行者の許可を求めなければならない。自著の場合も自著の発行者の許可が必要である。手続きは著者自身が責任を負うものとする。
- 投稿先のメールアドレス
文化看護学会編集委員会
edit@cultural-nus.jp
チェックリストは こちらからダウンロードしてください。