学術集会

日本ルーラルナーシング学会第17回学術集会

テーマ

へき地の人々の暮らしをつなぐ地域包括ケア

会期

2022年9月17日(土)学術集会
2022年9月18日(日)エクスカーション

会場

Web開催(ライブ配信+オンデマンド配信)

学術集会長

河口朝子(長崎県立大学看護栄養学部看護学科 教授)

概要

ご挨拶

 この度、文化看護学会の皆様のご厚意により当学術集会へのご協力を頂き、誠にありがとうございます。
 日本ルーラルナーシング学会は、へき地(過疎地域、豪雪地帯、山村、離島等)における看護の研究を推進し,日本におけるへき地看護学を確立・発展させる活動を行っております。実践活動においては、地域の歴史・文化・地理などを踏まえ人々を理解し、地域ケアを展開しております。文化看護学会にて「文化に根ざした看護学―『文化看護学』の実践、教育、研究」の探求をされている皆様方に是非、学術集会へご参加頂き、文化看護の視点からもご意見を頂く機会になりますことを願っております。
 島嶼地区では、医療提供環境の脆弱化、高齢化の進展により地域ケアが課題になっています。しかし、その一方で人々の心豊かな生活や地域住民のつながりを元来大切にして暮す文化が継承されています。今回は、その強みを生かし人々の健康支援している看護・保健・医療活動の実際や課題を討議いたします。また、医療提供環境の脆弱化をサポートする取り組みとして、ICTを活用した支援として、長崎の地域医療連携システムの成功モデルとして、全国的にも有名な「あじさいネット」を紹介し、ICTを用いて「つなぐ」こと、人と人が「つながる」ことを多様な側面から検討し、今後の対策を共に学び、考える機会にしたいと思います。学術集会へのご参加をお待ち申し上げます。

学術集会長 河口 朝子

日本ルーラルナーシング学会第17回学術集会ホームページ